ROCK MAY CAN●

劇団四季鹿鳴館』観て来ました(パv゜*)
偶然にもこのお誘いが来る直前に文庫本化されている脚本を買っていて、一幕まで読んでいたのですが、楽しみをとっておく為に結末まで読まずに観劇。
完結に言って、最高傑作のコピーに違わぬ名作でした。うわべの言葉じゃなくて、本当に。
三島由紀夫…すごい!
そのまんまなんですよ。三島の原作そのまま。それがここまで現代人を感動させられるというのは、役者や演出ももちろんですが、最高の脚本に仕上げた三島の功績。
久雄と影山のやり取り、ラストの朝子と影山のやり取りが素晴らしいです。
幸せとはなんでしょう…?
真実とはなんでしょう?
言葉や行動だけでは見えない、奥深くの感情は、人には感じとってもらえないものなのでしょうか?
この作品は文学としてでなく、演劇としてこそ触れるべき作品だと感じました。
最後の影山の台詞…「打ち上げそこねたお祝いの花火だ。」花火は鹿鳴館の象徴?
芥川龍之介の『舞踏会』で言っている「我々の生のような花火」を思い出しました。
時代性。
マジで、最高…。
終わってからのカーテンコールで知ったのですが、実は今日楽日だったらしいです。その上、今日が三島由紀夫の命日だったそうです。
なんて偶然!
素晴らしい日になりました。
ありがとうございました三島由紀夫先生!