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じゃじゃ~ん!!
博愛堂から更新特典Tシャツが届きました!
"弾め西へ。"(B.O.K)ですね。それとも"初めて持ったコンパス"(バーストレイン)か。
どちらにせよ、やはりOZだなって思いました。エメラルドの都!!
去年のデザインも凝ってましたが、今年のデザインも素敵ですプリントが大きいのも嬉しいですね。

谷川俊太郎さんの「二十億光年の孤独」が好きです。
突然何だ、って感じですね。
今年の国語センター試験の小説に松村栄子の「僕はかぐや姫」が出たのですが、その文の中に
  『<二十億光年の孤独>を読んだ?』
  『……うん。泣いた、僕』
という台詞があったのを、今、思い出したのです。
「二十億光年の孤独」とは、谷川さんの第一詩集なのですが、この詩集のすごい所は、刊行されて半世紀以上経った今も変わらず私たちの心に響く新鮮さがあることだと思っています。彼の詩は実にロックです。

いつか、日本生命のCMの谷川さんの詩が好きということを書きました。
命に対する愛情、保険。光照らされた詩に思えます。
数ヶ月前とあるブログで取り挙げていた、吉野弘さんの「初めての児に」という詩を読んで、心に矢が刺さったような衝撃を受けました。
生まれた瞬間から、人が背負う死の影。
保険というものが本質的にどうであるのか、この二つの詩を比較して優劣をつけたり、善悪を決めることは不可能(というより愚行に等しい)ですが、ペンは剣より強いということを思い知らされた気がしました。
どちらの詩に感銘出来るか、ご自身で見極めて欲しいと思います。
本当なら吉野さんの詩を載せていたブログにトラックバックを送るべきと思うのですが、ブックマークしていなかったため、分からなくなってしまいました…。ので、申し訳ありませんがこのまま送信します。
両方の詩を載せてみるということもしません。片手落ちですみません;;