のぶ代さん●

大山のぶ代さんの講演会に行ってきました。
入場は無料で、事前に電話予約(?)が必要でしたが、私と母はチラシを見て即電話。次の日にはもう定員になり締めきっていたそうです。
会場にはおばさまが多数…。女性セミナーという名目もあってでしょうが、なんと言うか。平均年齢高めでした。
私と母は二列目の真ん中に座りました。間近だ~。入場後しばらくして市長代理の挨拶などがあり、いよいよ……のっ、のぶ代さんだぁあ(*^□^*)
のぶ代さんの話は、家族の話に始まり、料理の話、水の話と幅広く。
のぶ代さんは4世代13人家族の一番末っ子として産まれたそうです。
「私には産まれた時から12人の家庭教師がいたんです。」
のぶ代さんは「先生」という字は「先に生まれる」まさに字の通りの言葉だと言います。
「一日でも先に生まれた人は先生であり、一日分知恵がついているんです。」
学校での教養とか、そういうものでなく、世の中を見聞きしてついた、生きる為の知恵が。
曾祖父母のことを「ちっちゃいおじいちゃん」「ちっちゃいおばあちゃん」って言うのが印象的。可愛くて子供らしい。
のぶ代さんのおばあさんは朝起きると「今日も一日ごしょくだよ」と言ったそうです。私は最初「五食?!そんなに!!」と思ったのですが、違いました。「五色」です。
赤、トマトや人参、鮭に鮪といった赤い食材。
青、ほうれん草や韮等の青野菜、鯖やサンマの青魚。
白、大根や蕪、豆腐や牛乳等。
黄、かぼちゃ、じゃがいも、大豆等の黄色い食材。
黒、海苔やわかめ、昆布など、海草類。
今のように栄養素の知識なんか全然出回っていない時代でも、おばあちゃんやお母さんはちゃんと体に良いものを知っていた、とのぶ代さんは言います。
また、そうした知恵を後の子に教える大切さを何度もおっしゃっていました。
大変共感を受けた講演でした。
最後にドラえもんの声で挨拶もして下さって…。
すごく良かったです。楽しい一時間半でした。
聴いたあと、料理をしたくなりました。
そんな講演会でした。
のぶ代さん素敵な講演ありがとうございました!!