きらりん☆らのべ●

ホビージャパン文庫の「僕の妹は漢字が読める」を読みました。
漢字も難しい表現もなくなった未来の日本文学を、現代語に訳しているという体ではじまる話。設定がなかなか奇抜で、萌え文化が社会に浸透しまくっている(首相も二次元)のも面白い。
設定にひかれ読み始めましたが、あとはハーレムだったりSFバトル展開だったりとライトノベルおきまりのコースでした。
こういう遊び心のある作品好きなので、作者のかじいさんにはライトノベルじゃない作風でも書いて欲しいなーとおもいました。新人さんだからいっぱい挑戦してほしい。
オタク属性はともかく、文学の衰退とか言語の変化はあながちないともいえない問題ですよね。