みかんまつり●

タイトルは今日一番うれしかった差し入れから。
お手伝いオペしています"1パーセント"、無事に(?)初日、幕を開けました。

マチネでかなり痛い失敗をしました。誤魔化したつもりだけど、お客さん、気づいてたかな。気づいただろうなそりゃ。
こういう失敗は演出に申し訳ないと思う。

学生演劇だと、どこか演出というよりも部員全体で作り上げていくという意識があります。私が外部だからっていうのも多少あるかもしれませんが、演出の要望を完遂できない悔しさったら、ない。

それにしても、テーマの薄さを初見の時に思ったのに、回を重ねるごとに新解釈がうまれてくる。
「このシーンはこういうことが言いたいんじゃないか?」
それが演出の意図かどうかは置いといて、私の中に脚本が浸透しているのを感じます。
同じ舞台を通したからこそ、考えられることもあるんですね。

私は今まで、演劇人には「芝居を人に見せることが好きな人」「芝居をやること自体が好きな人」の二種がいて、後者は自己満足の芝居だと思っていました。
今この瞬間は、その境目が曖昧。ただ単に疲れてるだけかもしれない。
公演終わったらちょっと考えます。

観に行こう行こうと思って、結局断念した芝居の主宰の方が本日お見えになってて、どきどき。ちょっとすごい人だった。

先輩と、チーム作業と個人作業どっちが得意?という話になり、私はチーム作業の中の個人作業を好むタイプだ、と思いました。

すっごい敏腕の舞監さまに仕事について聞かれるとちょっとたじろぐ。
しかーし私は今だけでも職人なのである。俺にまかせろと胸を張って言えるようにしよう。


先輩が、あの衝撃的ドキュメンタリー「六ヶ所村ラプソディー」の続編を来月校内で上映するそうです。
すっごい楽しみ。楽しみと言うか、待ち遠しい。
あれを見て青森に行こうと思いました。
もちろん原子力施設について考えさせられたし、地方自治体や農業のことも考えるきっかけになった。
私の思想に根付いた食の安全を願う気持ちは、ここから来たように思います。


あっ、そういや明日は映研のほうでは上映会があるみたいです。私のえせキスシーンもあります。久々の出演がそれかい。ちなみに私はまだ完成したフィルムを観てません。観たいという奇特な学生さんは練8まで足をお運びください。


明日の仲日は頑張ります。
好きな台詞と好きなシーン、好きな役者がいれば無敵。そこを密かに大事にするように心がければいい。
悔いを残さないように、積極的にいこう。