人と人●

"風に荒ぶ冬を抱え、空の夏に会わせられたら、
いいなぁ…って、もっともなことで微笑んだら、
連れのあいつも、僕見て微笑んだ
僕らの影に光が降りるわきゃ、ない
心を探り、想像止まりでいる光を、目の前に
僕の君を、ここらでちょっと、君の僕にあえてこそ…
角を曲がる慈悲が、何故か、街のバカに好かれたら…"
あえてこそ/中村一義


透明な温度、融点の仲人
おびえないで
そっと手をつなぐ