20071231-i●

雪國!
トンネルを抜けても雪國!
渓谷を過ぎたら白屋根の家々、木々、車、橋…、上も下も白い世界って絵本みたいです。繊細。映画の如くカタカタと流れていく景色。


今年は、はじまりからどこか投げやりで。除夜の鐘を何の感慨もなく流し寝て起きて、もうセンターまで20日ないのかぁ、とか思ってた、かな…。
3月まで高校生だったってことがまず、信じられない。それを言えば自分が今大学生だっていうことも、ある意味信じられない。
受験は、振り返ってみると楽しかったのです。特にセンター試験。新しい鉛筆。たくさん貰ったお菓子。アロマーモ。ホテルで淹れて水筒に移したほうじ茶。広い大学の講堂。緊張した面もちの知らない学校の制服。直前に見たって頭に入って来ない赤シート用朱色の文字の数々。読みやすい書体の再生紙の冊子。どこかで見たようで思い出せない問題。思い出せる問題。全く初対面の問題。カラフルなマークシート。塗りつぶす黒鉛(B)の感触。見直しもそこそこに、広い余白に描く落書き、ロゴマーク。そうそう、英語はリスニングもあったしな。
センターが終わってからは、授業でもない学校での演習がつまらなくて仕方なかったです。さっさと試験済ませたくて…。だから受験に出発の日はどこかワクワクしていました。仙台は予備校、東京では各大学。人の多さには目が回りましたが、初めての場所は楽しいです。私の運命を変えた場所、通過点。今日も通り過ぎたあの場所。
次々と来る結果に一喜一憂しながらの受験で、精神的に参る時期もありました。それも合格後は豪遊してたので、本当にいっとき。
今考えても緊張感のない受験期でした。
友達とも1ヶ月近く会わなくて、突然来る卒業式。合唱はすごいと思うけど、感動とか出来ない。
先生方には結構心配をかけてたと思います。放任的ながら。厳しいなーと思っていた高校も、そう思うと自由だったのかもしれません。
なんだか卒業式の前の日の記事みたいになってきました。
4月以降は次の記事に書きます。
reflect記事はやっぱり長い…。