幸せ学概説B●

先輩の幸せ学の講義、続きです。
まだ『幸せ学概説A』の記事を読んでない方は、そちらを先にご覧ください。


悩んでいる人がいると力になりたいと、私は何も出来ないくせに思ってしまいます。
中途半端な手助けが、アドバイスが、一番無責任だって、わかってるのに。
大好きな人達の力になりたくて、そのたび、私じゃなれないってことに気づかされて。
それでも先輩は、答えは相手の中にしかないから。自分は相手に何を出来たか、その過程を。答えは相手が決めれば良い。悩んでも出ない答えなら、悩んでも無駄っ!って、言ってくださいました。
人の中に過程を、自分の中に結果を。そんな視点で見ていくと、楽だそうです。

よし、最後。
人を好きになるということ。
人を好きになるってことは、知らず知らずの間に自分の中で優先順位を決めているということ。
みんな平等ならばいいと思うのは理想で、じゃあ自分が誰かに相談したい時に、一体誰に話すのか?そういうときも、知らない間に自分の中の人間関係に順位が出来上がっていることに気づかされる。
私は適材適所…というか臨機応変って感じですが、やっぱりどこか、そんなランク付けってしているのかな。知らない間に、本当に信頼のおける友達はごく一部に限られて。だから仲良くなれるんですけど。
そう、だから、人を好きになるのは、人を好きになるのは、その中の一番の存在に気づくこと。
告白することは、それを相手に伝えて、自分も相手の一番になろうとすること。
付き合うことは、お互いが価値基準の一番であり続けること。
自分の中の、その価値基準に気づくこと。それが、幸せへの第一歩。
お互いが、一番であり続ける……かぁ、どうなんでしょうね。
全然好みのタイプとかけ離れてるけど、好きになってしまった、とか。他にももっと良い人は世界にいくらでもいるのに、その人を好きになってしまった、とか。
そんな恋の中にも、価値基準があるんでしょうか。…あるんだろうな、きっと。
その人じゃなきゃいけない"何か"があるんですよね。それは、その人の周りに流れる空気かもしれないし、その人の人生そのものかもしれない。
その"何か"に気づくこと。幸せへの第一歩。


そうですね。自分の価値の基準が明確になれば、自分のことがもっと良くわかると思いました。
人と話をしている時は、自分の存在に目を当てる瞬間がほとんどないのですが、時々人を鏡のようにして、自分という存在を見せられると、すごく恥ずかしくなります。
あっ私、ここにいるんだ、って、意識がパッと戻ってきて、それから、自分は、自分は…と、劣等感のさざ波が足元にたどり着くのです。
もっと自分を知ることから始めましょう。
同じ先輩に前にアドバイスを受けました。自分の行動、思考に『なぜ?』を問い続けて、答えを………
これも長くなりそうなので、また後で書きますね。
精神の修行だわ。
今日はその先輩や劇団のみんなとカラオケです。ヒホー!!