意外と普通の方でした(良い意味で)●

ああっ、くそう。
アルファの面接のときに何て言ったのか訊けば良かった。

そういう訳で芝村さんのお話を聞いてきました。濃かった。
感想をアルファ板に書いてみようかと思いましたが、本人が見られる可能性あるので止めました(^_^;)
芝村さんの職種は分かりにくいですが、一応ゲームデザイナーというそうです(本人談)。ただ会社によってその定義が曖昧で、芝村さんは「基礎理論をつくること」とおっしゃっていました。
依頼者のニーズに合わせ、企画したり設定を作ったり、世界観を提示したりし、本来ここでゲームデザイナーの仕事は終わり(つまり依頼者の要望に答えるようにするのが仕事)、現場で指揮をとることはない(各部所の最終確認はするようですが)、そういう仕事だそうです。
でもガンオケではなしくずしに、現場につきっきりという状態になっていたそうです…。

芝村さんのゲームデザイナーの仕事はやたらと早いらしいです。
何でも早いときには依頼してから一時間で4、5個のアイデアを提示してしまうんだとか。しかもどれも面白いという。
相手の欲しいものをいかに早く提示出来るかにかかっているので、大体24時間に3つのアイデアを出すのが普通だそうです。
これが出来るのは、芝村さんが普段から色々な情報を集め、色々な場合を想定し、ライブラリ(引き出し)を作っておくからだそうです。
芝村さんが統計オタクだという話は前から聞いておりましたが、そのデータから次に来るのはこれだ、と予想してみたり、データから空白の領域を見つけ、そこを埋めるような商品を考えてみたり(それがネクストRPGだったんでしょうね)。
こうしてライブラリにアイデアを蓄えておき必要な時に取りだして、手直しをしてから(その時間が24h)提示するのが彼の仕事のスタイルだそうです。

長くなったので続きはまた…。
ゲームの仕事のお話が主ですが、結構社会に出てから応用出来そうなお話が聞けました。