銀河鉄道の夜●


終わりが見えない
始まりすら見出せない
渡しそびれた
手紙の束が締め付ける
この気持ちに打つのは
釘か ピリオドか

幸せ求め
歩き続けて立ち止まって
今の総てが
崩れ落ちても感じる事
抱えきれない責任ばかりに
誰か潰される
このままじゃ

ホントに何が幸せか
わからないのです
どんな辛い事もそれが
正しい道を行く途中ならば
みんなホントの幸せへの
一歩ずつなのですから
と燈台守は言った

終わりが見えない
始まりすら見出せない
渡しそびれた
手紙の束が締め付ける
この気持ちが打つのは
銃か 相槌か

燈台守は言った

ホントの幸せへの
一歩ずつ