和敬清●

"日差しは午後の砂浜に
旅行者のように立っている
白い手すりのあるベランダで
夏は鏡をのぞいてる"

"君が歌うその歌は
世界中の街角で朝になる
君が歌うその歌の
波紋をぼくはながめてる"

朝は詩人/友部正人




今朝、お稽古にいくと午後からイタリアの人?が取材にくるとのこと。ひまな私がお点前をさしあげることになりました。
今日のお稽古は初対面のかたも久しぶりのかたもいて楽しかったー!
みんなが協力しててきぱきやると仕事早くて楽しい。
所作について人に教えるとき、バイトとかと違って本人に気づかせると言うか諭す?ことも大事だと思うから、難しい。間違い探しではなくて教養や豊かな心を共有したいなと思う。
お茶は和だなーとしみじみ思います。
みんなで一緒にお茶の最初のひとくちを飲んだあとのなんとも言えないほっこりした余韻。珍しい植物を見て感動をわかちあったり、失敗も笑えちゃうひととき。亭主も客人もお茶会を和やかにするために一丸になっていて、それが素晴らしいなって。
それは無理をして我慢したり遠慮したりするということではなく、自然な所作。
そのための作法だったり礼法だったりする。だから茶道は心をみがくことなのだと思います。
もっと勉強しなくては!

先生にお昼をごちそうになり、時間があるから横になってたら、というお言葉に甘えて、帯をとってお茶室で昼寝をさせてもらっていました。
そろそろ時間かなぁと思って起きると、先生はもっと休んでていいわよ、と。聞くと取材の方が来られなくなったと電話があったそうな。
残念だけどまた帯をしめなおし、雑談をして帰って来ました。
なんかお昼いただいた上に昼寝までして、申し訳ないというかなんというか。

着物の着付けを教えてくださった恩師に、しばらくお会いしていませんでしたが近いうちにいらっしゃるとのことなので、気合い入れて着て行こう!!
まだおはしょりとか襟の抜き方とかうまくできないし、他の帯の結び方も教えてもらいたいな~