ぶんぶく茶釜●

沖縄の雨きらい!お気に入りの傘が折れました(ToT)
嫌なこともあるけど、毎日ハリがあって楽しいです。
沖縄ってことだけじゃなくて、私は人が好きだったんだな~と気づかされる。
ハッタリが得意だから、自己嫌悪もあるけど。話してる最中に時々俯瞰してる自分が出てきたりするけど。
なんか、ほっこりとする日々。
お茶飲んでのんびりなんて、中学生以来かもなぁ…
私、秋田も好きだったんだって、わかってきた。あの四季の在り方、お米が育つのは当然。そして桜が綺麗なのも納得。小京都、樺細工。秋田杉。自然はとても正直。その土地々々に合わせて草木が根付く。
人間だって自然に合わせて、その恵で生活してきたんだ。
硬水の井戸水がある沖縄だからできた琉球茶道。土地の赤土を利用した煉瓦。風通しがいいように、建物の形だって工夫されてて洗練されてる。台風の風よけに、丈夫な木を家の回りに植えたりまする。その木の葉は繊維を染める染料にもなり、琉球に昔からあるかすりの着物の色。
自然があって、文化がある。
土地に根付いた文化は、たどっていけば自然に繋がるんですね。
だから、文化を知ることでその土地のことがよくわかるのです。楽しいー!

先日、私のお茶の先生が、ひとまわりくらい年下の生徒さんが最近の情報媒体の電子化、グローバル化に「私たち取り残されるんじゃないかと思いますわ」と言ったのに対して
「そうね、だから私たちは文化にしがみつかなきゃいけません。コンピュータなんかが伝えてくれないもの、"心"をもっているのは文化ですらね」
とおっしゃったのがジ~ンときました。
文化は伝統でもあるんですよね!
淘汰されていってしまうものもあるけど、いいものはちゃんと、ひとからひとへ伝えていかなくては。
いくら、文字、写真、立体映像、動画…っていう媒体があっても、伝えるものの息遣いまでは伝わらない。
私、本当にこの方(先生)に出会えてよかったー!!って思った瞬間でした。