初映画は渋谷で●

韓国映画『牛の鈴音』を見てきました。
地方で農業しているおじいちゃんおばあちゃん、一緒に暮らしてる老いた牛のドキュメンタリー
おじいちゃんが体のわるい牛にばかりかまけて、おばあちゃんが文句言ってるのがかわいく、かわいそうでもある。全員体わるいんだもん…。
『機械で農耕して嫁に楽させてくれる優しい亭主もいるのに、こんな亭主と結婚したばかりに私の人生は惨めだ』って言うのが印象的。
そして『ああ私の青春よいずこ』って歌うの…。
男のほうがロマンチストで、女のほうが現実的なんだと感じたよ。
時々ドラマチックな演出がはいるんだけど、そーいうのはなくして欲しかったな。映画だから仕方ないのかな。
『いのちのたべかた』『動物農場』『ハックル』を思い出す、私の好きな要素いっぱいな映画でした。