赤く染めかえせ!●

まだ鼻がずるずーるです。
明日からがっこう。
もう月曜日休めなーい!なんで月曜一限の体育とっちゃったんでしょーね!
今日は買い物とか家事ほとんどお父さんにやってもらっちゃいました。ありがとうお父さん…!
私は回らない頭でレポート書いたり寝たり。
課題とかもっと早めに終わらせる予定だったのですが、いつも通りの自転車操業になりそうです。
日々!"祝え!祝え!おぉ、祝え!"
ジュビリー/中村一義


最近歴史物語の面白さをひしひしと感じます。歌舞伎とか時代劇、歴史小説などの、リアル(歴史的事実)の中にある創作(創意工夫)の面白さっていうのを。作り手によって随分イメージが変わります。
今日「文化と文明の違い」についてのレポートを書きました。調べてみて、まず定義の解釈を間違っていたことを知りました。今までは文化は事象、文明は場所だと思っていました。端的に言って文化は地域の技術、文明は移動する技術のようです。
だから私が学んでる「日本文学文化」は日本人が培ってきた言語技術そのものなのですね。自分の学んでる学問について知らなかったって…。
世界には歴史的事実を作品化したものはたくさんありますが、日本にある歌舞伎とか時代劇っていうのはそれらとは何か違うものに感じます。
あっ、例えば日本には三億円事件を絡ませたミステリーが多くありますね。日本中が震撼した誰もが知っている事件で、かつその真相は謎に包まれている。大衆の興味を引き、創作に適した題材と言えます。
同じことが歴史物語でも言えます。もとに出来るような当時書かれた資料は数少なくしかもひとつひとつの記述が短く(そこに日本人の美徳があるようにも感じます)、想像力でその空白を埋める作業ですから。だから「時空警察」のような作品も面白いのですね。
視点を変え、中島敦「三月記」や芥川龍之介地獄変」のように、古代の既成作品をアレンジした作品もまた面白いです。
また、完全創作でもその歴史の中にある物語ということで、時代背景を知ることによって物語に深みが増す楽しみもあります。池波正太郎山本一力藤沢周平などの作品の登場人物は人間の血が通っているなぁと思います。これは歴史の裏付けの作用も大きいかと。(今年度通してゼミでやっていた都市文学にも通じるものが)
そんなこんなで、日本文学の楽しさを再認識してる最近の私でした。今日から始まった大河ドラマ篤姫」も楽しみです。現代の歴史の解釈って本当に面白い!